音符の“倍と半分”を体感しよう!教室の工夫をご紹介♪
こんにちは、講師の要田です🎹
音符って、見た目が同じようだけど、
「これは4拍? 3拍? よくわからない…」
「とりあえず伸ばしておこうかな…」
「屋根がついているからひとまず早く弾いておく…?」
となることってありますよね😢
特に小さな生徒さんにとっては、
“何拍ぶん伸ばすか”という感覚は抽象的すぎて難しいことがあります。
しかも、拍子によって音符の感じ方や役割も変わるので、ただ「この音符は〇拍です」と暗記するだけでは、本当の理解にはつながりにくいです。
そこで、教室では音符ブロックを使って、音の長さを視覚的・感覚的に理解できるよう工夫しています✨
このブロックは私の手作り品で、木製ですが非常に軽く、まだ握力のない小さなお子さんでも安全に扱えるように作っています。
既製品のブロックもご用意してありますが、意外と重かったり大きかったりして扱いにくいこともあるんですよね💦

レッスンでの活用
🎵「この音符は、この音符の半分の長さだよ」
🎵「これは倍の長さになるね」
といった形で、音符同士の関係性(倍・半分など)を中心に学習しています。
これは、拍子が変わっても音符の相対的な価値が変わらないという音楽的な理解につながります。
「四分音符=1拍」と決めつけるのではなく、その拍子の中でどう機能しているかを捉える力が、リズム感や譜読みの力を育ててくれます。
また、テキストで少し難しいリズムが出てきたときも、
「この音符がどうしてここに入ってくるのか?」を、実際にブロックを積んで確認しています。

わからないまま何度も繰り返し練習させられるのって、大人でも嫌ですよね😅
「なるほど、こういうことか👌💡」
と腑に落ちる体験を重ねていくことが、音楽を楽しむ力にもつながっていくと思っています。
このブロックは教室専用でご家庭への貸し出しは行っておりませんが、レッスンの中でたくさん使っています。
興味がある方は、気軽に声をかけてくださいね😊