音符ブロック活用術〜リズム感と拍子感を“遊び”で育てる!
こんにちは、講師の要田です🎹
以前のブログでは、音符ブロックを使って「音の長さ」や「音符同士の関係性(倍・半分など)」を視覚的に学んでいることをご紹介しました。
今回はその応用編・実践編!
実はこのブロック、とっても万能なんです✨
🎵 拍子感を育てる「音符タワー」
全音符を土台にして、その上にいろいろな音符を積み重ねていく、通称【タワー🗼】。
【4拍子】【3拍子】【2拍子】【6/8拍子】などのタワーを作って、音符と拍子の関係を立体的に・視覚的に理解しています。
これはリズム感や拍子感を無理なく身につけるのにとても効果的で、入門の期間を終えて初級、中級のテキストに挑戦している生徒さんや大人の方にも人気です✨

🧠 微細運動にもつながる「積む」動作
ブロックを積み上げる動きは、指先の繊細なコントロール力を養う微細運動にもつながっています。
特に小さなお子さんにとっては、楽しみながら手先を育てる大切な時間。
みなさんニコニコしながらも集中して積み上げています🗼✨
また、B級やC級に在籍する生徒さんが複雑なリズムを用いたタワーを組み上げたときは、
「じゃあ今度は、このリズムで即興演奏してみようか!」と、
ブロックで作ったリズムを実際に音にして弾いてみる練習にも発展。
意地悪問題として私が難しいリズムを組み上げると悲鳴が上がります😆
🔄 拍子が変わる練習にも活用
曲の途中で拍子が変わるときは、音符の並びはそのままに、土台となるブロックを組み替えます。
すると、同じリズムでも
• リズムのまとまり
• アナクルーシスはどこになるのか
などがガラッと変わるのを実際に目で見て感じることができます。
これは「リズムと拍子はセットなんだ」という感覚を育てる、とても大事な練習。
即興演奏や読譜、アンサンブルにもつながる基礎力になります✨

🎹 即興演奏のサポートにも
即興演奏を実施している生徒さんのレッスンでは、
「今日はこのリズムでフレーズを作ってみよう」
「このパターンだとどんなリズムになると思う?」
など、ブロックを即興のアイデア出しのきっかけとして使うこともあります。
“目に見える音”があると、自由な発想もどんどん出てきます🎶
🎮 ブロックを使った「リズム当てゲーム」
たくさんのブロックを机の上に並べておいて、ピアノで弾いたり、手でリズムを叩いた音を聞いて、生徒さんが「このリズムだった!」とブロックで再現して持ってくるゲームも大人気✨
耳で聴いて→考えて→理解して→手を動かす、という流れの中で自然にリズム感と集中力が身についていきます。
🧸「家でもやりたい!」という声にお応えしたいのですが…
「おうちでもやってみたい!」という声もよくいただきますが、教室で使っているブロックは販売・貸し出しは行っておりません🙇♀️
教室に置いてある既製品につきましても、一般販売はしていない品です。申し訳ありません💦
どこかちゃんとした工房に依頼して何セットか作って…というのも考えてはいるのですが費用が高額になり過ぎてしまったり、なかなか難しい状況です。
自作したい‼️
という方には、材料や作り方のアドバイスは可能ですのでお声がけください◎
(積み木感覚で、小さいお子さんにも大好評です!)